2015年2月12日 20:32
第2世代Maxwellのミドルレンジ「GeForce GTX 960」を搭載した「MDV-GZ7550X」
○3DMarkでグラフィックス処理能力と消費電力を測る
それでは、各種ベンチマークテストにてGeForce GTX 960を搭載した「MDV-GZ7550X」の実力を探っていこう。まずはFuturemarkの定番ベンチマーク「3DMark」だ。3Dゲーム向けのFire Strikeを、ノーマルバージョンからUltraまで順番に試した。結果は以下の通り、前世代のワンランク上のモデルであるGeForce GTX 770と互角に渡り合えるスコアを見せてくれた。Fire Strike ExtremeおよびUltraではさすがに厳しいが、まずはミドルレンジモデルとしての実力を確認できた。
注目の消費電力はといえば、こちらは期待以上の結果だ。搭載すれば"ゲーミングモデル"を名乗ってもいいであろう性能を備えながらも、消費電力は最高でもわずか206W。この結果ならば電源容量が少なくても動作するし、GPUの発熱も当然低いはずだ。
消費電力やGPUの発熱を重視するゲーマーにとっては、貴重なGPUとなるだろう。
○有名RPGのベンチマークテストでGPUの実力をチェック
ここからはゲームのベンチマークテストを試していこう。