2015年2月14日 22:08
若者の恋愛離れ、「自分らしく生きたい」欲求が背景に
草食系男子や絶食系男子などの言葉は、もう聞き慣れたものとなり、男性の中には恋愛に消極的だったり、興味がなかったりする人がいる、と考えられていることが当たり前のようになってきました。
そんな中、結婚相談所「オーネット」が2015年1月に成人式を迎える全国の独身男女計600名を対象に調査を行ったところ(調査実施は2014年12月)、これまで誰とも交際したことがないと回答したのは、男性では50.0%という結果でした。また、交際相手がほしいという男性は、64.6%。一見、そんなに低い割合ではないように感じますが、15年前の2000年の調査では91.6%だったことを考えると、大幅に低下していることがわかります。
今回は、日本男児が恋愛に興味を失いつつある理由について考えてみましょう。
○異性とのコミュニケーションが苦手な男性、増加
まずはじめに、私自身は、男性が恋愛に興味を失ったとは考えていません。ただ、恋愛以上に優先したいことが現代の男性たちにはあるのだと考えます。それは、「自分らしく生きたい」という欲求です。
実は前述のオーネット調査で、自分がどんなタイプかを聞いてみたところ、「ひとからペースを崩されたくない」