くらし情報『日本を訪問する中国人観光客が激増! その背景と実態とは!?』

2015年2月18日 09:29

日本を訪問する中国人観光客が激増! その背景と実態とは!?

高橋氏はまた、2020年の東京オリンピックの開催に向け、同社単独でやるのではなく、異業種の店舗が入居する訪日外国人専門の商業施設ができることなどを視野に入れていることも示唆していた。

○国際展開する銀聯カード、地方での利用増加を見込む

中国人が日本での買物に使うカードとして有名なのが銀聯カードだ。同カードはアジアを中心に世界で約45億枚(2014年末時点)発行されている国際ブランドだが、銀聯が日本に進出したのは2005年。日本で銀聯カードをショッピングで使える加盟店は、すでに約40万店(同)に達している。

銀聯カードには、クレジットカード機能とデビットカード機能があり、デビットの機能を使ってATMで現金を引き出すことも可能。日本でATMから現金を引き出す場合は、1万元相当の日本円を引き出すことができる。

訪日中国人の急増に伴い銀聯カードの利用も増えており、2014年は前年比倍増となり、免税効果が早速出ている。これまでは、銀聯カードを使う目的は、空港や街の免税店、百貨店、ショッピングセンター、大型電器店、ドラッグストアなどでの買物などが中心だったが、団体旅行に加え個人旅行も増えていることから、タクシーやレストランなどでの利用も増えているという。

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