2015年2月18日 13:00
翻弄する?される?TVと検索の関係 - Google先生が見たニッポンの2015年1月
大きなニュースがあると、その月のGoogle急上昇ランキングには必ず関連用語がランクインする。2015年1月の場合は、イスラム過激派組織による事件が注目を集めたようだ。
ここでは事件の詳細に触れないが、経過と検索ボリュームの動向を「Googleトレンド」にて照らし合わせてみる。すると、新たな情報が報道されるタイミングにて、検索ボリュームが跳ね上がっていることが分かる。
○関心度は、検索量と視聴率に現れる?!
今回はもうひとつ、TVドラマのタイトルに注目してみよう。
2015年1月のGoogle検索ランキングには、2日間に渡って放送されたスペシャルドラマ「オリエント急行殺人事件(フジテレビジョン)」と、1月の新番組となる「流星ワゴン(TBSテレビ)」がランクインする。検索ボリュームの急上昇は、実際の視聴率と関係があるのだろうか。
ビデオリサーチが提供する「週間視聴率ランキング(関東地区)」によると、1月11日(日)に放送されたオリエント急行殺人事件 第一夜は16.1%で1月5日週の2位を記録。
翌12日(祝日)に放送となった第二夜は、15.9%で1月12日週の3位となる結果に。なお、週間視聴率ランキングの1位はいずれも、日本放送協会(NHK)