多部未華子、演じた役「全員理解できない」バッサリも監督「それでいい」
と振り返る。
他のキャスト陣たちも演じた役について「わからない」を連発していたため、多部は「各々、わからないなりにやってたんだなということがわかって安心しました。自分自身のことであっても周りのことであっても、100%理解できることはないし、それでも大丈夫だったとおっしゃっていただける監督とご一緒できてよかった」と感謝する。
また登場する3人の女性については、「全員理解できないです」と苦笑する多部。「ちょっとクセありますよね」と表すと、美村も「それぞれなかなか裏のある感じで、極端ですよね」と同意する。多部が「本心がどこにあるのかがわからないということが映画のテーマの一つかと思うくらい、表面に見てるものだけが全てじゃない。3人のキャラクターそのままでしたね」と語ると、美村も「女性陣からしてもなかなかわからない。皆さんに考えていただければと思います」と訴えかけた。
作中では岩田演じるスター俳優の時戸がエレベーターで直実と出会うが、「岩田さんの風貌だと誠実さがにじみ出ているので、つい大丈夫かなと思うんですけど、そうじゃない男性だったらセキュリティボタンを探します」(美村)、「見た目が岩田さんだからいいけど、そうじゃなかったらもう!」