くらし情報『住まいと安全とお金 (17) 住宅ローンとの賢い付き合い方(4) - 住宅ローンアラカルト』

2015年2月23日 16:14

住まいと安全とお金 (17) 住宅ローンとの賢い付き合い方(4) - 住宅ローンアラカルト

住まいと安全とお金 (17) 住宅ローンとの賢い付き合い方(4) - 住宅ローンアラカルト
連載『住まいと安全とお金』では、一級建築士とファイナンシャルプランナーの資格を持つ佐藤章子氏が、これまでの豊富な経験を生かして、住宅とお金や、住宅と災害対策などをテーマに、さまざまな解説・アドバイスを行なっていきます。

今回は趣向を変えて、あまり知られていないローン形態や住宅ローンの背景にある社会経済なども交えて雑学的に綴ってみたいと思います。日本人の多くが利用する住宅ローンですが、誰もが利用しているものだからと安易に事を運んでは、取り返しのつかない局面に陥らないとは言えません。ほんの少し、取り巻く社会体制や契約の仕組みなどを知っておくだけで、危険を回避できる場合もあります。年収の数倍の借金であることを忘れてはいけません。

○住宅ローンの金利と社会経済 ~風が吹けば桶屋が儲かる~

消費金額が大きいことと、関連産業の裾野が広いがために、住宅政策は長年政府の景気テコ入れの目玉として扱われてきました。「住宅ローンとの賢い付き合い方(2)」の文末で、住宅ローンの適正金利は6%程度と言われていると述べました。ローンを借り入れる時には少しでも金利が低い方が助かります。


しかし本当に金利は低いままが理想的なのでしょうか。

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