くらし情報『妊娠中の労働時間、「1日9時間以上」が17% ‐ 早産・流産のリスクにも』

2015年2月26日 10:48

妊娠中の労働時間、「1日9時間以上」が17% ‐ 早産・流産のリスクにも

妊娠中の労働時間、「1日9時間以上」が17% ‐ 早産・流産のリスクにも
日本労働組合総連合会はこのほど、「働く女性の妊娠に関する調査」の結果を発表した。同調査は1月26日~2月2日、ネットエイジアリサーチがインターネット上で実施。同社のモバイルモニター会員であり、「働きながら妊娠をした経験がある」20~49歳の女性1,000名を対象としている。

まず「妊娠中の1日の労働時間」について聞いたところ、「約8時間」が43.7%で最多となった。一方で、「9時間以上」も16.6%いることがわかった。

「9時間以上」と回答した割合は、正社員・正職員では26.2%と4人に1人以上となっている。また、出産まで問題なく順調だった人では13.3%なのに対し、早産になった人では24.6%、流産してしまった人では20.0%とやや高い結果となった。

次に「妊娠中の勤務時間帯」を聞くと、「基本的に日中時間帯の勤務」と回答した人が86.3%で最多となった。
一方で、「夜勤(22時以降の勤務)や深夜残業、当直などの泊まり勤務があった」人も7.9%いることが判明した。

仕事内容としては、「立ったまま仕事をすることが多かった」が37.3%、「重い物を持ち上げる仕事が多かった」が14.3%と上位にあがっている。

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