くらし情報『妊娠中の労働時間、「1日9時間以上」が17% ‐ 早産・流産のリスクにも』

2015年2月26日 10:48

妊娠中の労働時間、「1日9時間以上」が17% ‐ 早産・流産のリスクにも

また、「ノルマや締め切りがあるなどストレスの強い仕事があった」と回答した人も10.1%を占めた。

妊娠時のトラブル別にみると、早産になった人では「重い物を持ち上げる仕事が多かった」が22.6%(出産まで問題なく順調だった人では12.2%)、流産してしまった人では「立ったまま仕事をすることが多かった」が45.3%(出産まで問題なく順調だった人では35.3%)が多い。いずれも出産まで順調だった人よりも10ポイント以上高くなっている。

また、「ノルマや締め切りがあるなどストレスの強い仕事があった」と回答した割合は、早産になった人では17.0%、流産してしまった人では16.4%。出産まで問題なく順調だった人(7.0%)と比べ、早産になった人は10.0ポイント、流産してしまった人は9.4ポイント高くなり、より肉体的・精神的に負担がかかっていた可能性がうかがえる。

雇用主は、妊娠中の女性従業員が求めた場合、業務の軽減や勤務時間の変更、病院に行く時間を取れるようにするなど勤務上の配慮をしなければならないことが法律で定められている。そこで、「妊娠時に職場から受けた勤務上の配慮」についても聞いた。

「妊娠時に、職場から勤務上の配慮は受けられたか」

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