2015年3月2日 10:56
夫婦間のモラハラ経験 - 「誰の金で生活している」「妊婦は病気じゃない」
男性よりも女性の方が、配偶者からひどい言葉や仕打ちを受けやすいようだ。
男性が受けたモラハラ被害の報告を見ると、主に「否定される」「なじられる」「怒鳴られる」など、きつい言葉によるものが多いようだ。「夫を大事に思っていない言動」を日々感じる、という意見も見られ、また「いつもそんな感じ」「全般的に」と、バカにされている現状を思いながらも、そのまま受け入れているかのような回答もあった。妻からひどいことを言われても気にせず、右から左に流している男性も多いのかもしれない。
女性のモラハラ被害は、「ダメだ」「女のくせに」「誰の金だと思ってるんだ」など、夫が上からモノを言ってくるケースが多いようだ。また妊娠中のつわりの苦しい時期に「病気じゃない」と言われたことや、産前産後の体型のことなどを例に挙げる人もいた。男性には理解が難しいような状況下で言った何気ない一言が、ナーバスになっている女性を傷つける場合もあるらしい。
中には、モノがなくなるのは「お前の不倫相手が犯人だ」とか、自分で嗜好品は買うくせに「そんなもの買うなんてもったいない」なんて、不条理としかいいようのない報告もあった。
夫婦のモラハラは、直接的な暴力はないし、家庭内で行われることから外部には非常に見えにくい。