くらし情報『ありがとう「トワイライトエクスプレス」思い出は永遠に! そして手元に!?』

2015年3月8日 10:00

ありがとう「トワイライトエクスプレス」思い出は永遠に! そして手元に!?

として使えた。だから正式には「開放B寝台車」ではなく「Bコンパート」車両だ。そして、車端部の一部は食堂車従業員の仮眠用に3段寝台になっている。

じつは食堂車だけはブルートレインの改造ではなく、元は電車だった。かつて昼行特急として活躍した485系電車や489系電車のうち、営業運転を終了した食堂車から転用された。屋根の形が違うので、外から眺めるとスグにわかる。

機関車交換は下りが2回、上りが3回だった。前述で、トワイライトエクスプレスを担当する機関車は、本州内は客車と同色のEF81、青函トンネル区間はED79、北海道内はDD51と紹介した。
だから機関車交換は2回となる。しかしこれは下り列車の話。上り列車は運用の都合で、敦賀駅でEF81から別のEF81に付け替えられた。

「トワイライトエクスプレス」は平日は隔日運行、週末や繁忙期は連日運行だ。大阪発は月・水・金・土曜、札幌発は火・木・土・日曜。トワイライトエクスプレスは22時間以上も走るため、隔日で運行する場合もトワイライトエクスプレスのすれ違いが発生する。下り列車が大阪駅を出発したあと、前日に札幌を出発した上り列車とすれ違う。連日運転の場合はもう1回、奥羽本線の大久保駅で同日に発車した上り列車とすれ違う。

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