「生理中にセックスしても妊娠しない」はウソ? ホント??
○生理中でも妊娠する可能性はあります
女性の体は、月経期(生理)、卵胞期、排卵期、黄体期からなる生理周期を繰り返しています。この中でもっとも妊娠する可能性が高いのは、排卵期に起こる排卵日の前後。しかし排卵日は、毎月正確に基礎体温を測定していないと特定するのは難しいといわれます。後日基礎体温の表を見て、「あの日が排卵日だったんだな」と後からわかることがほとんどです。また、寝不足や体調不良などでも変化してしまうので、なかなか把握できないものです。
「でも、生理中は排卵がないから妊娠しないのでは? 」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。女性の体は繊細なので、何らかの原因で周期がずれることもよくあります。しかも精子は、女性の子宮内や卵管内に入った後、長いと1週間ぐらい生きることもあるといわれています。
ですから、例えば生理がたまたま少し長く続いて、生理が終わった後1~2日で排卵があった場合、生理中のセックスで射精された精子が卵子と出会う可能性は十分にあるのです。○感染症や子宮内膜症を引き起こすリスクも!
そもそも、妊娠の可能性に関係なく、生理中のセックスはおすすめできません。