くらし情報『どこでもサイエンス (46) 浦島太郎とか双子とかとカーナビなサイエンス』

2015年3月12日 15:00

どこでもサイエンス (46) 浦島太郎とか双子とかとカーナビなサイエンス

これが累積すると、ざっくり1分で1m、10分で10m狂ってしまう感じになります。その分を補正するようにしているのだそうでございます。

また、人工衛星が高速で移動することでも、1000億分の8秒程度、時間が遅く進む効果があります。これは特殊相対性理論で予想されることなのだそうです。これを敷衍(ふえん)すると、超高速でとびかったり、重力の強いところにいけば、時間の進み方がかわっちゃうってなものです。

このうち、超高速で進むという部分を、特にウラシマ効果とかいったりします。ええ、物理の人じゃなくてSFの人が(日本人)が考えた言い方なのですが、UrashimaEffectでググると意外とヒットしたりしますよ。元々は、双子の兄弟の片割れば、超高速のロケットで旅行にいってもどってくると、居残った方が年をとっているという、まさに浦島太郎のような状況から「双子のパラドックス」という言い方がされています。


どうでしょう。わかったような気分になれましたか? 途中から一般相対性理論じゃなくて、特殊相対性理論の話になってないか? とかそういう突っ込みはあまんじてうけますが、ここでは、なんだか時間の進み方が変わりうるし、そういう例があるんだと思ってもらったらおっけーでございます。

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