くらし情報『兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃 (3) "兼業まんがクリエイター"の日常を徹底解剖』

2015年3月17日 12:00

兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃 (3) "兼業まんがクリエイター"の日常を徹底解剖

起床は6時半、夫の弁当と朝食を作り出社準備をする(洗濯、風呂掃除は夫の担当)。8時から17時までは会社。事務職で残業なし、17時にはきっちり退社できる。帰宅後は洗濯物を取り入れ夕食を作り、風呂に入り夕食を食べ、18時には漫画の仕事を始め、その後は寝る23時前後までずっと原稿となる。

ずっと原稿と言っても、30秒に1回Twitterで自分の名前でエゴサーチしたり、1コマ描くたびに30分ほどpixivを眺めたりする時間も含めてだが、おおむねずっと原稿をしていると言って良い。しかしこの18時から23時の「原稿」はあくまで"描く時間"であり「話を考える時間」は含まれない、絵を描ける時間が限られているため、ネタ出しは他の時間で終わらせなければいけない。家に帰って机についてペンを握ったはいいが「描くものが決まっていない」というのが最悪なのである。

なので「原稿」と「睡眠」以外の時間でネタをひねり出さなければいけないのだが(最近は睡眠の間に何とかできないかと思っている)、これまた通勤時間、昼休み、ちょっと仕事の手が空いた時(会社で絵を描くわけにはいかないが、頭の中までは見られないので)など、絵を描く時間以上に限られている。

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