Apple Store主催「フィールドトリップ」に山梨英和中学・高校が登場 - iPadを活用した個性溢れるプレゼンテーションが!
山梨英和中学校・高等学校では英語や数学でiTunes Uを使った課題の配布・提出が行われており、課題が出されるとリアルタイムで通知されるということで、課題忘れなども起きにくくなっているとのことだが、iPadに用意された機能やサービスをうまく活用していると感じさせられた。
約1時間半の発表会は恙無く終了。最後は全員で記念撮影を行い、修了証と記念品が授与された。発表が始まるまでは緊張した面持ちだった生徒たちも、発表終了後は満面の笑みで、しっかりと発表会を楽しめた様子だった。
今回の取材を見て感じたことは、生徒達がiPadの操作に熟達しているだけでなく、自然にテクノロジーを活用しているということだ。iPadのカメラで写真や映像を撮影して資料に取り込んだり、クラウドでファイル共有するといった高度な応用も当たり前のようにすんなりこなしている。海外校との交流では、FaceTimeによるビデオチャットも当然のものとして使われている様子が伺えた。Keynoteを使ったプレゼンも堂に入ったもので、プレゼンといえば模造紙やOHP用フィルムに手書きで資料を作っていた時代と比べると隔世の感がある。
ITが身近にある世代ならではの姿だとも言えるだろうが、iOSが習得しやすく、操作系も統一されていて使いやすいこと、また学校側も肩肘張ってiPadを導入するのではなく、無理のないかたちで広げていったこともまた、功を奏しているのだろう。