Apple Store主催「フィールドトリップ」に山梨英和中学・高校が登場 - iPadを活用した個性溢れるプレゼンテーションが!
資料類をすべて1つにまとめることができ、軽量で持ち運びやすいiPadは、生徒たちにとってもお気に入りということで、お仕着せではなく自然に使いこなしている様子が印象的だった。
コンピュータを使った教育、いわゆるICTについては、各地でさまざまな取り組みが行われている。鳴り物入りでスタートしてみたはいいが、現場では理想としていたほどうまく回っていないケースもあり、手探り状態のところが多い。こうした失敗事例では、ICTの導入という目的が先行しすぎてしまい、何のためにICTを導入し、何をするべきなのかという議論が行われていないように感じる。
たとえば山梨英和中学校・高等学校でも、すべての授業でiPadを使っているわけではなく、通常の授業では紙のノートを使って勉強しているという。しかし必要なシーンではiPadの機能を効果的に使い、従来型の教育では難しかった授業の導入を成功させている。ICTの導入で苦労している自治体や学校にとっては、フィールドトリップを通じて他校の導入事例を見るのも、大いに参考になるのではないだろうか。
次回のフィールドトリップは2015年の秋に開催の予定だが、参加に興味のある教育関係者の方々は、申し込みの登録等についてこちらをチェックしてほしい。