初監督の池田エライザ、「70歳ベテランくらいの安定感」リリー・フランキーが絶賛
すごく寄り添ってくれる感じ」と、池田監督のやり方を魔法かのように語る。「『この人もそうなんだ』みたいな。そんな感じですごく語ってくださって、優しく。それでスッと感情が入って、うまくいった」と感謝した。
そのシーンについて、池田監督は「涙するシーンがあって、涙することはできるんだけど、辻褄が合わなかったんだよね。現場の空気感も緊張感も不慣れなところもあったし、若いなりの感情の整理のつかなさで、どっちの感情をとるのかで迷ってるのかなというシーンがあったので、1回撮影を止めて」と振り返る。「ちょっと厳しくしちゃったりもしたけど、あくまで役に対して、『何が悔しかったんだい?』とか『何が嫌だったの? 何て言われたの?』ということを話しかけ続けて、すごく魅力的な絵が撮れたということはありました」と説明した。
それを受けて、リリーは「確かに、1回セットから倉くんが出されて戻ってこなくて、戻ってきたとき血だらけだったから。
歯もほとんどない」とジョークを飛ばす。池田監督は「真逆ですよ! そんな映画じゃない」と苦笑していた。
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