2015年4月10日 17:00
人気ラッパー、ネリーとは? 父親としての姿を追うリアリティドラマ初上陸
を地元セントルイスにオープンしたほか、マイケル・ジョーダンらとともにNBAチーム、シャーロット・ボブキャッツのオーナー株主に。ファッション・ブランドやエナジー・ドリンクも手がけ、音楽のみならずビジネスでもその才能を開花している。
『Nellyville ~パパはラップ・スター~』では、ネリーが巨大な成功を経てもなお、自分を見失わず、地元セントルイスにてリアルで居続ける、そのわけがよくわかる。自身の子どもだけでなく、白血病でこの世を去った姉の子どもたちの父親になると決意し、としごろの娘とどう向き合うべきか? シングルファザーとして戸惑うリアルな表情には、一切のうそがない。
初回放送では、ボーイフレンドが撃たれて亡くなり、心を痛める娘ナナ。その、娘を溺愛するが「ガチで話すのは慣れていない」と戸惑うネリーに、声をかけるよう促すネリーの彼女シャンテル。父に打ち明けることで心が軽くなったナナは、「パパのガールフレンドと会うのは微妙」と最初は毛嫌いしていたシャンテルにも心を開き始める。
男としてガールフレンドを支え、スターとして、地域貢献や教育支援により地元を背負うネリー。
彼の日常はアメリカの社会問題とも直結し、セレブ生活が垣間見れる超ド級だが、ひとつひとつのできごとに、正直に、本気で立ち向かうネリーならではの人間力は、セレブであるはずの彼をどこまでも身近に感じさせる。