学生が世界に向けて飛び立つマイクロソフトのImagine Cup、日本代表は"風"が決め手に
と語るなど、自信が世界の舞台へ旅立つ"怖れ"よりも上回っているようだった。ただ、彼らの悩みは「英語」と即答。世界大会へ今あるアイディアを磨くよりも、英語学習に割く時間の方が多くなりそうだ。
○他部門は?
「レベルが高い」という言葉通り、ほかの出場者も強者揃いだった。例えば、すくえあと同じイノベーション部門の「P.M.Karaoke」は、昨年の日本代表と同じ鳥羽商船高等専門学校のチーム(出場者は別)で、審査員からも選考で悩んだとの声が聞かれたアイディアだった。
これは、Kinectやプロジェクターを利用し、P.M=プロジェクション・マッピングを使って、待っている人でもカラオケを楽しめるようにした試みだ。待ち時間のユーザーがWebアプリケーションを使ってスマートフォンをシェイクすると、それに呼応したエフェクトが背景に表示されるほか、Kinectが人間の骨格を認識し、動きに合わせてスポットライトを合わせてくれるようになる。ちなみに、このチームに限らず、複数の出場者が「みなさんお持ちのWindows Phoneで動作します」と語っていたが、恐らく数万人しかお持ちでないと思われる(関連記事:Windows Phoneは法人向けスマホとして圧倒的 - freetel CEO 増田氏インタビュー、マウスコンピュータがWindows Phoneを手がける理由)。