学生が世界に向けて飛び立つマイクロソフトのImagine Cup、日本代表は"風"が決め手に
で最優秀賞を獲得した実績を持つ。
最終審査員の伊藤かつら氏も「例年と比較してレベルが高いだけではなく、バラエティに富んだ出場者たちだった。何より、高校生と高専生、専門学校生、大学生まで、幅広い学校の生徒が出場してくれて良かった。しかも、今はプログラミングだけでは勝てない時代で、チーム力やアイディア力、ビジネスセンスを含め、総合力が問われる時代」とし、そのような過酷な競争環境の中でITコンテストを立て続けに勝利したすくえあはかなりの実力を持ったチームといえるだろう。
「すくえあはビジネスに繋がりそうという点も大きい。(完成度が高くて、むしろ伸びしろがないのでは?との質問に)風圧という新しいユーザーインタフェースを通して、色々な可能性が見えてくる。世界大会でというよりも、その先を見られるアイディアだったし、プレゼンテーションで語っていたアーケードゲーム以外にも、デジタルサイネージなど『見ている私たちがアイディアを含ませられる』要素がとても良かったという。世界大会に向けてで言えば、高専生とは思えない"ふてぶてしさ"が世界で通用する要素に見えましたが(笑)」(伊藤氏)
すくえあ本人たちにも話を聞いたが、彼ら自身もアイディアに自信を持っており、世界大会に向けて「嬉しさ5割、やる気3割、怖さ2割」