くらし情報『嫉妬渦巻く大奥で玉の輿! その教訓は「一に引き、二に運、三に器量」だった』

2015年4月18日 00:00

嫉妬渦巻く大奥で玉の輿! その教訓は「一に引き、二に運、三に器量」だった

逆に、思いがけないタイミングで昇進のお声がかかることも。まさに「運」次第です。

また、将軍の玉の輿を狙って、賢く美しい女性がわんさか集まっていますから、「器量」がなければバカにされてしまいます。かといって、ここは嫉妬渦巻く女の園。美しすぎたり優秀すぎると、孤立してしまうこともあるのです。

いじめは日常茶飯事だったようで、例えば将軍の手が付いた人を「汚れた方」、そうでない人を「お清の方」と呼んでいたとか。さらには、懐妊が分かった女中に流産の呪いをかけることもあったようです。女の嫉妬心というのはすさまじいですね。
陰湿ないじめにも屈しない強い心を持ち、自分を磨く努力を怠らなかったからこそ、お玉にもお喜世にも運が回ってきたのでしょう。

ただし、出世が全てだったか、というとそうではありませんでした。お風呂で将軍の身体を洗う係の下っ端女中が見初められ、一足飛びに側室に! なんてこともあったのです。まずはお目当ての相手と同じフィールドに立つ、つまり、なんとか意中の人の目にとまるところに立つ。それが、現代においても玉の輿に乗る第一歩なのかもしれません。なんでしたらこの際、「ハンカチを落とす」もアリかもしれませんよ。

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