2015年4月20日 11:00
生き物たちの驚きの能力に迫る (1) 海の砂漠化を防げ! - サンゴの白化の謎に挑む日本の研究者
「共生させていない状態のイソギンチャク」、「褐虫藻」の3種類。高橋准教授からは「褐虫藻はイソギンチャクのある特定の場所にいます。それを見つけてください」というお題が。
最初は慣れない手つきで、高倍率の2種類の顕微鏡を恐る恐る触っていた高校生たちも大学院生の指導ですぐに操作をマスター。褐虫藻がイソギンチャクに取り込まれて、形が丸く変化する様子を発見するなど、高橋准教授も驚くような観察力を見せる。
観察に慣れたところで、褐虫藻が共生する場所を探すため、イソギンチャクの触手をカットしてみた。そして触手の断面を顕微鏡で観察すると…褐虫藻が生息する場所が見えてきた! 埼玉県から参加した村上侑里夏さん(高1)は「高校の授業では顕微鏡のピントあわせが苦手で友達にやってもらっているほどで、生物部にも入れなかった。今日は実際に自分で見られて嬉しい!」と興奮気味に語っていた。
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