くらし情報『iPhoneographerの肖像 - 「リサーチを重ねた上、最良なタイミングで撮りにいくことでベストショットが生まれる」宮瀬浩一さん』

iPhoneographerの肖像 - 「リサーチを重ねた上、最良なタイミングで撮りにいくことでベストショットが生まれる」宮瀬浩一さん

――iPhone 6のカメラは宮瀬さんにとって、「まあ、これくらい」なものなのか「いや、これくらいはできる」ものなのかも気になるところだ。

宮瀬 iPhone 6の内蔵カメラは800万画素ですが、その画素数だと印刷物ならA4ぐらいまで綺麗に表現できると思います。今回の新聞広告はそれと比較にならないぐらい大きいので、正直、大丈夫なのかと心配していました。でも、そんな心配はよそに、出来上がりは髪のディテールまで再現されていたんです。本当にビックリしました。光の具合にも依りますが、この表現力はデジタル一眼レフで撮ったものに引けをとらないと思いますよ。iPhoneでこれ以上の写真表現を追求するとなると、ひとつはレンズのバリエーションに話が及ぶと思います。サードパーティから出ているレンズキットは、いくつか試してみましたがどれもいまひとつの印象ですね。
もっと広角、望遠、マクロにと……そういう機能がiPhoneにあったら面白いとは思うのですが、それによってiPhoneのプロダクトとしての美しさが損なわれたりするのは望んでないんです。ですからそこはサードパーティに期待します(笑)。

――iPhone 6の画質についてはどうだろう?

画素数に関しては、私は現状で十分と思います。

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