上白石萌歌、“学びと感謝の大切さ”教えてくれた両親 姉妹で女優は「心強い」
ココは野生的に育った子でもあるので、がなったり、声を荒げたりして、声を潰そうと思って。人生で初めてというくらいのレベルで、声を枯らしました。プロの声優さんにとっては、きっと考えられないくらいよくないことかもしれませんよね。でも私は何かを犠牲にすることくらいしか、手段がなくて…」と苦笑い。
「また音響監督の三間(雅文)さんから、『女の子は頭で怒るけれど、男の子は腹で怒る』と教えていただいて。重心をグッと下げて、お腹から声を出してみたら、本当に少年のような声が出たんです。三間さんが精神論と肉体論を同時に教えてくださって、ものすごくありがたかったです」とたくさんの学びがあったという。
●女優としての転機は? “上白石家”の教えも明かす
ポケモンに育てられ、成長するに従い「自分は何者なんだ?」と考えていくココ。
上白石は「ココは自分がどこから来て、これからどこへ向かうべきかという、アイデンティティを模索している。そういった経験は、私にもあります」と心を寄せる。
2011年、ココと同年齢の10歳で東宝シンデレラオーディションのグランプリを受賞して、芸能界入りした上白石。「この世界に入った当初は、習い事のように学ばせていただいている感覚」