女優・真野恵里菜、押井守ら実力派監督たちから支持される理由とは?『パトレイバー』で見せた覚悟
だからこそ、闘争心というか野心というか、燃えてました!
――その時から考えて、今の自分の現状はどのように映っていますか?
ハロー!プロジェクトを卒業したころに想像していた自分から比べると、充実はしています。でも、まだまだ自分の中で満足はしていません。みんなが思い描くイメージを壊す役にも挑戦したい。
――確かに、アイドルとしての印象が、一般的にはまだ強いかもしれません。
"真野恵里菜"で検索すると、やっぱり一番にハロー!プロジェクトって出てくるんですね。そういうイメージに負けたくない。撮影現場で『アイドルだもんね』と言われることがあるんですけど、自分の中では、それはマイナスに捉えています。「アイドルだから愛嬌があればいい」とかそういうことじゃなく、ハロー!プロジェクトの看板を背負っているからこそ、「ちゃんとできるんだぞ」というところを見せたいですね。
●つんく♂さんの決意には勇気をもらいました
――ハロー!プロジェクトの時の経験で、お芝居をする上でも役に立っていることは?
昔、ダンスが全然うまく踊れていなかった時に、つんく♂さんから「体に部分的に筋肉をつけたほうがいいよ」とアドバイスをいただいたことがありました。