くらし情報『愛こそ人生! フランス人は自然体で愛に生きる - びっくりフランス事情』

2015年5月9日 06:00

愛こそ人生! フランス人は自然体で愛に生きる - びっくりフランス事情

を参照)。フランスでは従来、全く法的手続きを介さない「事実婚」を選ぶカップルも多い。古くはサルトルとボーヴォワール、そして現フランス大統領のフランソワ・オランド氏は、現閣僚でもあるロワイアル女史とかつて事実婚の間柄で、彼らの間には4人の子どもがいる。大統領就任時には別の事実婚パートナーと官邸に入り、その後別れているのだが。

○親も子も自然体で「愛こそ人生」

フランス人は、付き合い始めてしばらくすると、相手を実家の食事に連れて行くことが多いが、迎える側も迎えられる側もいたって自然体。結婚相手候補としての品定めなどはないので、構える必要はない。泊まりがけで行く場合には、2人のためにダブルベッドの部屋があてがわれることも普通だ。

人生の中心はアムール(愛)、それを追求することこそが生きる喜び。
そこには本音も建前もなく、親だから子だからといって取り繕う必要もない。結婚へのこだわりやプレッシャーからも解放された彼らの恋愛は、実に自由で自然に見えて仕方がない。

※記事中の情報は2015年4月のもの。写真はイメージで本文とは関係ありません

○筆者プロフィール: 岡前 寿子(おかまえ ひさこ)

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