くらし情報『都会に家を建ててしまったけれど、故郷の墓はどうすればいい!?』

都会に家を建ててしまったけれど、故郷の墓はどうすればいい!?

今はまだ、意外と若い頃にお墓を買っていたり、故郷に墓があるからと安心したりしている人も多く、お墓を維持していくことの大変さをわかっている人が少ないんですね。
それがわかるのは、実際に親が亡くなって、葬儀をしたり、埋葬したり、都会でお墓を買ったりして、初めて「こんなに大変なことなのか!」と、気づくわけです。そうすると、自分の子どもにはこんな経験をさせたくないと思うわけです。

――確かに、自分の両親が亡くなるまで実感できないかもしれません。お墓を継ぐという意識もありませんでした。

人が亡くなると、相続という問題が起こり、いろんなことがそこにかかわってきます。
特に団塊世代で、都会に家を建てて故郷に帰らなくなった人が増えているわけですが、そうした中には将来的に「実家の片づけ」を考えなければいけない人も増えています。同じように「墓じまい」という言葉も使われ始め、話題になるようになりました。
ですが、本の中でも解説しましたが、墓というものはやっかいなもので一度つくってしまうと、簡単になくすことができません。まだ、その世代は「なんとかしないといけないな」と思いがちです。でも、さらにその子どもの世代になると、故郷にある墓を面倒見ることに疑問を感じるようになります。

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