2015年5月29日 14:11
インテル平野氏が語ったIoTビジネス拡大に欠かせない4つのポイント
「人類が2013年までに生み出したデータは4.4ゼタバイト。2020年にはその10倍の44ゼタバイトのデータが生み出されると予測されている。IoTサービスやネットワークとクラウド基盤、デバイスサービスなどから、よりリッチなデータが生成されることが背景にある」(平野氏)
なかでも最近注目を集めているのがIoTだ。インテルでは自社のアセンブリ工場にセンサーを設置し、1時間あたり5TBの規模で生成されるデータをリアルタイムに分析している。この予防保全(Predictive Maintenance)により年間11億円のコスト削減を実現したという。また、シーメンスでは、インテルのMashery APIソリューションをスマートパーキングに適用し、駐車場所を探す時間を43%短縮した。
そのほか、サンノゼ市のスマートシティの実証実験でのリアルタイムモニタリングにインテルが協力したケースや、ビル管理会社Rudinが既存のビルにセンサーを設置し、エネルギー利用効率を高めることで年間1億2,000万円のコスト削減につなげたケースなどを紹介した。○IoTによりネットワークに接続するデバイスが急増
「IoTは黎明期でさまざまなケースが提案されている。