奥野壮、『ポルノグラファー』に共感 演じた静雄は「2人の仲を繋げるような大切な役」
と納得しました。2人の仲をかき乱す役なのかな? と思ったら、どちらかというと2人の仲を繋げるような大切な役という印象でした。
――BLの世界観に対して抵抗感などはなかったですか?
全くなかったですし、恋愛は自由にすればいいのではないかと思っています。
――静雄役を演じるにあたり、どんなことを意識しましたか?
三木監督からは、衣装合わせの時に「ちょっとやんちゃだけど、母親があんなふうだから静雄はしっかりしている」とお聞きしたので、そこを頭の中に入れながらも、僕と同じくらいの年齢で、静雄と同じようにやんちゃで、お母さんがスナックをやっている友達もいたので、割と身近な存在に感じながらナチュラルに演じることができました。
――主演の竹財さんや猪塚さんと共演してみていかがでしたか?
竹財さんは理生のように意地悪ではなく、本当に優しい方でした。素の時もゆっくりしたテンポでしゃべる方で、すごく新鮮に思いました。猪塚さんは、あまり共演シーンがなかったのですが、お芝居を見ていて、きっと真っ直ぐな方なんだろうなという印象を受けました。――木島は春彦に対してつれない感じでしたが、2人のじれったいやりとりを見てどう思いましたか?
めちゃくちゃ共感しました。