2015年6月1日 01:09
テニス・錦織圭、T・ガバシュビリに勝利し日本男子82年ぶりの全仏ベスト8に
ガバシュビリ選手が強烈なサーブやカウンターなどでポイントを奪えば、錦織選手も粘り強いストロークでポイントを重ねていく。一進一退のデュースが続き、5分以上の長いゲームとなるが、最後は根負けするような形でガバシュビリ選手がダブルフォルトを2つ重ね、錦織選手がブレークした。
第5ゲームでもブレークに成功した錦織選手は、この試合初めてブレークを許す場面もあったが、第2セットを6-4でしっかりとものにする。
第3セットも第1ゲームからいきなりブレークして主導権を握る。錦織選手は依然としてファーストサーブが好調で、簡単に自身のサービスをキープ。一方のガバシュビリ選手は、時折ライン上などの厳しいコースに強烈なフォアを決めるものの、ポイントが続かない。
最後は第1、第2セットの勢いそのままに錦織選手が6-2で押し切り、ストレートで勝利した。
錦織選手は自身初の、そして日本男子では1933年の佐藤次郎選手以来、82年ぶりとなる全仏オープンのベスト8進出を決めた。
錦織選手は、準々決勝でトマーシュ・ベルディヒ選手(チェコ共和国)対ジョー・ウィルフリード・ツォンガ選手(フランス)戦の勝者と対戦する。
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