くらし情報『主婦が新聞読んで聞いてみた (3) 「配偶者控除」が見直し!? 新制度になると、どうなるの?』

主婦が新聞読んで聞いてみた (3) 「配偶者控除」が見直し!? 新制度になると、どうなるの?

つまり税金と社会保険料のラインが、ほぼ揃い、月額およそ8万8千円の収入があれば、税金も社会保険料を支払うことになる。

「今後、国の仕組みは働く妻に対して中立な制度に変化していきます。子育ての時期など、自分のライフサイクルとのバランスを考えながらも、税金、社会保険料にさほどとらわれない方がいいのかもしれません。人生を長い目で見て、働ける状況なのであれば、自分の可能性にトライしてみては?」と、福田先生。

「自分の可能性、か」。ふんわりとした雰囲気を漂わせながらも、凛としている福田先生からこう言われると、とても説得力があった。

(※本文と写真は関係ありません)

○プロフィール:福田 真弓(ふくだ まゆみ)
税理士。相続税専門の税理士法人、大手証券会社プライベート・バンキング部に勤務した後、独立。
個人の税金に関する相談・提案業務、執筆、講演などを行っている。著書に「必ずもめる相続の話」「必ずもめる相続税の話」(ともに東洋経済新報社)、共著に「身近な人が亡くなった後の手続きのすべて」(自由国民社)他があり、新聞雑誌へのコメント、雑誌記事の執筆、講演なども多数。「税理士福田真弓オフィシャルサイト」

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