レトロかわいいミニスカから和服まで! 歴代CAの制服を公開- ブリティッシュ
後にエリザベス2世と知られるエリザベス王女殿下の洋裁師でもあった、デザイナーのハーディー・エイミスがデザインを手がけた。
上着の丈を短くし、英国のファッション・リーダーでミニスカートを考案したマリ―・クワントのスウィンギン・シックスディーズ(Swinging 60s’)のファッションスタイルをとらえたもので、赤のコートは鮮やかな色のタッチを与え、新しい制服に合うように作られた。
○英国海外航空社(BOAC)スチュワーデスユニフォーム(1970年)
1970年には、クライブ・エバンスのデザインによる、ピンクのテリレンとコットンツイル素材のドレススタイルの制服が作られた。ヨーロッパの夏服、熱帯へのフライトでは年中着用されたこのユニフォームは、コーラル・ピンクとターコイズ・ブルーからCAが選ぶことができた。
このユニフォームに合うピルボックス・スタイルの帽子はドレスを引き立て、英国海外航空ロゴ入りのスカーフはこの当時の現代美術を反映しているという。○新設ブリティッシュ・エアウェイズの初ユニフォーム(1972年)
ハーディー・エイムスにより制作された新しいユニフォームは、BEA社のテーマカラーである濃い赤、白、青色の中から自由にブラウスとスカーフを選べるため、着用する人が個性を楽しめるものとなっていた。