2015年6月5日 09:48
大阪市とKDDIを繋いだ"ハブ"と"スタートアップ"
「アメリカでは大企業とベンチャーの交流が盛んだ。日本でも同様に交流できる場を持ちたいと思い、私たちの運営方針を理解している人たちに使っていただいている。
私が好きな言葉に『Give first』という言葉がある。最初に、相手にGive(あげる)することが重要で、何事においてもTake(得る)する前に何かをしてあげる気持ちが重要だ。
この考え方に確信を持ったのは、Teckstarのドン・バートン氏というコロラド州でベンチャー支援コミュニティのマネージャーが持ち続けている哲学を聞いた時。彼の哲学は『Give before you get』で、手に入れる前にGiveしなければならないというものだった。
ここから、『Give and Give』という考えも持ったし、その精神に満ちあふれた場所にしたいとOIHの立ち上げの時に考えた。行政は主役ではなく、つまり、我々はあくまで黒子。
登壇するこれからのスタートアップが主役であるという思想を持っている」(吉川氏)
●KDDI∞Laboで地方を盛り上げる理由
今回OIHで行われたピッチイベントは、KDDI∞Laboとのコラボレーションで行われたもの。