くらし情報『新入生全員にiPad 500台を貸与。生徒に気づきを促す、桐蔭学園が実践するICT教育への挑戦』

2015年6月9日 08:00

新入生全員にiPad 500台を貸与。生徒に気づきを促す、桐蔭学園が実践するICT教育への挑戦

新入生全員にiPad 500台を貸与。生徒に気づきを促す、桐蔭学園が実践するICT教育への挑戦
○文科省のビジョンを受け、中学1年の全生徒にiPadを貸与

横浜市青葉区にある桐蔭学園は、自然豊かで広大なキャンパスに、幼稚部から小中高校、大学までを有する総合私立学校だ。県内屈指の進学校であるとともに、スポーツも盛んであり、野球、サッカー、ラグビー、陸上など様々な競技において全国屈指の強豪校としてその名を轟かせている。そんな文武両道の校風を持つ同学園では、ICT教育の一貫として、今年4月に入学した中学校と中等教育学校1年の全生徒500人を対象にiPadを貸与し、授業で活用している。生徒への貸与完了後には、授業を行う教員にもiPad140台を配布。現在、計640台のiPadがICT教育向けに稼動しているのである。

桐蔭学園のiPad導入は、文部科学省が2011年に教育の情報化に関する総合的な推進方針として発表した、「教育の情報化ビジョン」を受けてのものだ。このビジョンでは、2020年を目標にすべての児童生徒に対し1人1台のタブレット端末を導入することが掲げられているのである。

今回の取り組みを主導している同学園 中学校男子部の教諭、山口大輔氏(技術科担当)は、「教育の情報化ビジョンでは、一斉学習や個別学習に加え、協働学習が行えるようにすることが示されています。

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