2015年6月17日 12:42
どこまで可能? AOSリーガルテックのデータ復旧サービスを体験
データ復旧サービスは、1999年から手掛けており、以前は、警察庁や検察庁などといった調査機関からの依頼が主であった。現在も、全国の警察・検察庁にAOSリーガルテックのシステムが導入されている。それらの調査機関で処理できない案件については、各調査機関から依頼を受けて、輸送機関は使わずに、こちらへ搬入し、データ復旧を行っている。実際にデータ復旧サービスを行うのは、日本データ復旧サービスセンターである。
○まずは初期調査から
データ復旧であるが、次の手順となる。
電話、メール、Web経由で申し込み
初期調査(無料診断)を受ける(HDDの送付)
結果報告、費用の見積もり
データ復旧の発注、支払い
復旧作業
復旧データをUSBメモリなどにコピーし返却
ポイントになるのは、初期調査結果であろう。
論理障害、もしくは物理障害の診断
障害レベルの診断
希望のデータの有無
データ復旧費用の概算
料金の概要であるが、中程度の論理障害ならば53,000円から、物理障害ならば126,000円からとなっている。実際には、初期調査での見積もりとなる。
詳しくは、図4のWebページを参照していただきたい。
○実際にデータ復旧を行ってみる
今回、復旧をお願いしたHDDは2000年製のPATAのHDDである(容量30GB)。