くらし情報『どこまで可能? AOSリーガルテックのデータ復旧サービスを体験』

2015年6月17日 12:42

どこまで可能? AOSリーガルテックのデータ復旧サービスを体験

PCにUSB経由で接続すると、ディスクの初期化が求められる。しかし、フォーマットをしようとしても、できない。

事前の状況を説明したところ、物理障害の可能性も疑われるとのことだ。まずは、接続テストを行ったところ、無事に認識できた。この段階で、さすがと感じた次第である。担当者によれば、不良セクタが予想されるとのことだ。別のツール使い、データのコピー(復旧)を行う。

図6は、途中のようすを撮影したものであるが、不良セクタが検出されている。
不良セクタの部分を表示したのが、図7である。

赤い部分が不良セクタである。その後に読み込みをスキップしたセクタが続く(黄色)。不良セクタの周辺は、さらに不良セクタが発生している場合が多い。そのため、スキップしている。一般的なHDDコピーでは、不良セクタがあっても読み続けようとする。その結果、障害を深刻化させてしまうこともある。そこで、あえてスキップし、あとでコピーを試みるのだそうだ。
今回は、蓋を開けるまでには至らなかったが、状況によっては、クリーンルームの作業となる。

ここでは、ヘッドの交換作業が行われていた。プラッタに損傷がなければ、復旧可能である(逆にいえば、プラッタが損傷すると復旧できない)。

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