くらし情報『iPadが変える教育の現場 - 松阪市立飯高東中学校が「フィールドトリップ」に参加』

2015年6月19日 13:34

iPadが変える教育の現場 - 松阪市立飯高東中学校が「フィールドトリップ」に参加

表現力、コミュニケーション力に加え、彼らは鋭い観察眼も獲得しているのではないだろうか。iMovieでプレゼンテーション用の動画を作成したチームは、珍しいものや可愛いものを集めてみたとのことだったが、目に映った新鮮な光景を捉え、修学旅行の思い出を纏め上げ、その楽しさを、喜びを余すところなく伝える発表を行った。

生徒達だけでなく、教員もiPad導入以前とは変わってきたと平野教諭は言う。ICT機器を使うにあたって、生徒一人に一台渡すということに抵抗感を覚えていたある教員は、導入後、授業のことをよく考えるようになっていったと続け、デバイスの操作に慣れるのはもとより、どう使い、どう授業を進めていくかを熟考するようになってきていると明かしてくれた。元々、生活指導担当だったという同教諭は、フィルタリングの問題など、教育でマイナス面になることも心配していたというが、実際にiPadを取り入れてみると、むしろプラスの面が大きかったと評価する。そして、完璧に守られている状況に真実はないと思うようにもなったそうだ。

文科省は5年後に始まる新学習指導要領で、生徒達が主体的に発言したり議論したりする「アクティブラーニング」

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