ゴールデンラズベリー賞に輝いた”最低”映画「スノーホワイト」と「バトルシップ」は実はこんなにおもしろい! (1) もの◯け姫オマージュ?な「スノーホワイト」
ユニバーサル・ピクチャーズ100周年記念作品で、2億ドル以上の制作費がかけられたものすごい映画である。
○ゲーム的な展開をハリウッドが本気で実写化「バトルシップ」
ゴールデンラズベリー賞では、人気歌手でもある女優リアーナが最低助演女優賞を受賞してしまっている。
本作の見どころは、なんといっても米海軍と日本の海上自衛隊とが共に戦う熱い展開だろう。舞台となるのは太平洋ハワイ沖。宇宙から飛来したエイリアンと人類との手に汗握る攻防が繰り広げられるのだ。
主人公はテイラー・キッチュ演じる米海軍大尉のアレックス・ホッパー。そして、浅野忠信演じる自衛官のナガタだ。米海軍と海上自衛隊が参加する環太平洋合同演習がハワイ近海で行われていたちょうどそのとき、太平洋各地に5つの謎の物体が飛来する。
物体の正体は宇宙から飛来したエイリアンの戦闘メカ。
アレックスは、地球征服を目指すエイリアンの攻撃によって艦長を失った米海軍の駆逐艦USSジョン・ポール・ジョーンズの指揮を執ることになり、海上自衛隊の護衛艦「みょうこう」のナガタらと協力してエイリアンを迎え撃つことになる――。
本作の魅力の一つは、2億ドルをかけたというド派手なバトルシーンだ。