くらし情報『住まいと安全とお金 (25) 資産としての住まい(4) - "長期優良住宅"とは!?』

2015年6月24日 08:00

住まいと安全とお金 (25) 資産としての住まい(4) - "長期優良住宅"とは!?

代々住み続けられる住まいや、適正な評価と良質な中古住宅の流通市場があれば、日本人の生涯収支は大きく改善されると思います。

多大な投資を行う住まいという資産が、中古住宅になると不当に価値が低減するのを防げる
初期投資は大きいが、一世代分の維持管理費は少なくて済む
老後に老朽化による建替えや大幅な修繕費用を費やすことなしに、生涯住み続けられる
図書や記録の保管と維持管理が義務付けられるので、老後になってもまだ長い耐用年数を残す資産が維持確保でき、適正な価格で売却が可能
次世代以降は既に住まいが確保されているので、大幅に生涯収支を改善できる。親がより小規模の住まいに転居するか、高齢者施設に入居した場合、子供が譲り受けて家賃などとして初期投資を行った親の老後の生活も確保できる

長期優良住宅のコストイメージ

○長期優良住宅の認定基準の概要

住まいを長持ちさせるために政府は、性能の高い住まいには様々な制度を設けています。その一つに長期優良住宅の認定制度があります。長期優良住宅は住まいの性能の向上だけでなく、下記の事項を遂行するための住み手の取り組みも重要で、設計図書の保管や維持管理記録の作成保存等が求められます。

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