2015年6月25日 08:56
Windows 8 & 8.1はダメOSなのか - 最終回
これはWindows 8.1に限った話ではない。ただWindows 8.1の場合は(特にデスクトップ中心のユーザーにとって)、これまでのWindowsと比べて、使いやすくするまでのカスタマイズ必須度が高い点が問題だ。
最大のネックといえるスタートボタン/スタートメニューについては、「Classic Shell」に代表されるスタートメニュー復活アプリケーションで解決できる。Classic Shellの場合、クラシックスタートメニュー、Windows XP風のスタートメニュー、Windows Vista / 7風のスタートメニューから好きなものを選べる。
また、「フォルダーウィンドウを閉じたときに、ウィンドウサイズや位置を記憶しなくなった」のも悪名が高い。これはWindows VistaからでWindows 8.1でも同様だが、「ShellFolderFix」をインストールすればよい。
ShellFolderFixは、2009年にファーストリリースしたGeorg Fischer氏作のオープンソフトウェアだ。独自のデータベースを用意し、フォルダーを閉じるときに保存したウィンドウサイズ/位置データを、同じフォルダーを開く際に参照する仕組みである。