2015年6月25日 08:56
Windows 8 & 8.1はダメOSなのか - 最終回
Windows XPまでの挙動と完璧に同じとはいかず、Windows 7向けのソフトウェアではあるものの、筆者の環境ではWindows 8.1 Updateでも問題なく動作している。
Microsoftのソフトウェア全体に共通していえることが、ファーストリリースは骨子を生み出したに過ぎず、そこから一歩ずつ改善する点だ。ちょうどWindows 8が8.1に、Windows 8.1が8.1 Updateへと歩みを進めてきたように、である。この3年間で、Winodws 8.xは確実に完成度を高めた。
2015年7月29日に無償アップグレードが始まるWindows 10は、旧来のスタートメニューとスタート画面を融合した"新"スタートメニューを実装し、Internet ExplorerはMicrosoft Edgeへとリニューアル。仮想デスクトップやAeroグラスライクな透過効果など、デスクトップ環境の強化が目覚ましい。今さら「Windows 8.xへアップグレード」とはいわないし(企業ユーザーは状況が異なるかもしれない)、個人として「ダメなOS」と評価しているユーザーが多いことも承知の上で述べると、Windows 8.xは、デスクトップを主たる作業場として使っている筆者にとって遜色ないOSである。