塩田紳二のアンドロイドなう (101) 「LG G Watch」のその後
手書きによる絵文字の認識は、結構精度というか、それらしいものを候補にしてくれるため、それほど上手に描く必要はありません。線が離れていたり、端がくっついていなくとも、なんとなく似たものを候補としてあげてくれます。簡単そうに見えますが、高度な技術といった感じです。ただ、こうした絵文字で応答できるのは親しい人に限られ、用途としてはチャット、メッセンジャーアプリ用でしょう。
「設定」は、今回、アプリの1つという位置付けになり、ラウンチャーから起動できます。フォントサイズの変更、前述の手首によるスクロールのオンオフ、トリプルタップによる拡大操作の有無、画面ロック(時計を外すと自動ロックがかかり、パターン入力で解除する)のオンオフなどが追加されています。筆者的にありがたいのは、フォントサイズが少し大きくできることや拡大機能です。
また、今回のアップデートで、スマートウォッチが無線LANを利用できるようになりました。
初期に発売された一部のスマートウォッチは、無線LANを搭載していましたが、これまでそれを使うことはできませんでした。ただ、筆者の使っているLG G Watchは、無線LANを内蔵していないので、この機能は試していません。