くらし情報『巨人Intelに挑め! - 80286からAm486まで (10) 番外編 - シリコンバレー企業の系譜』

2015年7月13日 11:00

巨人Intelに挑め! - 80286からAm486まで (10) 番外編 - シリコンバレー企業の系譜

巨人Intelに挑め! - 80286からAm486まで (10) 番外編 - シリコンバレー企業の系譜
○シリコンバレーの風景

シリコンバレーは私の仕事人生の心のふるさとである。

別にシリコンバレーという名前の都市があるわけではない。サンフランシスコ・ベイエリアの南部に位置している、パロアルトからサンノゼに行く間の土地に、半導体業界で一旗揚げようという野心たっぷりのエンジニア達が集まってきて、会社を興し、急速に成長して、名だたる半導体企業が軒を並べるようになったので、いつの間にかこの地域がそう呼ばれることになったのである(半導体=シリコンの街)。

サニーベールにあるAMD本社に出張する時には、まずサンフランシスコに降り立ち、レンタカーを借り、ハイウェイ101で100キロくらい南に下ることになる。今では羽田空港から日本を朝に出て、USに夜につく便もあるらしいが、その当時は大抵成田空港を夕方に出て、サンフランシスコに朝の10時くらいに着く便が主であった。

夕方日本を出て9時間ぐらい飛ぶと、まず例外なく信じられないような真っ青なカリフォルニアの空が寝不足の目に痛いほどに迫ってくる。その青い空は"ようこそカリフォルニアに"と言うあっけらかんとしたメッセージと同時に、仕事モードに入るスイッチになる(私はいつかカリフォルニアに観光で訪れたいと思っているが、多分100回近く仕事で行っているのに一度も観光で訪れたことがない…)。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.