2015年7月29日 17:45
Raspberry Piで大人の自由研究:第2回 「『スズメ激写装置』の材料を選ぶ」
UVC対応は絶対条件として、画素数やフレームレートなどカメラに搭載されたイメージセンサの性能と、カメラ自体の大きさ/取り回しのよさを基準に製品を選ぶといいだろう。
筆者が「iBUFFALO BSW32KM04WH」という製品を選んだ理由だが、UVC対応は当然のこととして(製品WEBページに記載はないが、パッケージには「UVC対応」のシールあり)、スタンドの角度調整やクリップ状に変形できるレイアウトの自由度を考慮した。画素数も320万画素と、スズメの羽毛がくっきり写りそうなレベル。価格も量販店で1,600円程度という水準、CPは申し分ない。
USB Wi-Fiアダプタ
Raspberry Pi 2 Model Bには、10/100BASE-TのEthernetポートが1基装備されているが、これは使いたくない。電源(モバイルバッテリー)とつなぐUSB micro-BケーブルとWEBカメラのケーブルは仕方ないとして、USB Wi-Fiアダプタを用意すればEthernetケーブルの取り回しを考えずにすむ。千円ほど出費は増えることになるが、設置場所の自由度は格段に増す。ここでケチってはいけない。