2015年7月30日 20:00
T.M.Revolution 西川貴教が『戦国BASARA』と歩いた10年「1タイトルごとに引くことなくベットし続けた」
はどのような楽曲でしょうか。
今回、ゲーム内で新たに「ルーレット」というシステムが実装されているということもヒントになっています。生きていく中で必ず択一を迫られるわけですが、良い方と悪い方、どちらに転ぶかわかりませんが、どれを選んでも賭けだと思うんですよ。それは、自分と戦国を生き抜くキャラクターたちとの共通項になっていると感じたので、その気持ちを楽曲の方に落としこんでいきました。
――勝負に勝って生き残るというメッセージを感じる楽曲ですが、ゲームの製作陣から、何かリクエストや要望などはありましたか? また、ゲーム以外から何かインスピレーションを受けたことがあれば教えてください。
10年一緒にやっている『戦国BASARA』チームさんとの仕事だったので、自由にやらせていただきましたね。一つのテーマで10年間ともに作品を作り続けることも"賭け"に近いことだと思っています。
――やはり"賭け"というのを強く意識されたのですね。
そうですね、常勝ではないにしても、1タイトルごとに引くことなく押してベットし続けた結果が、この10年に繋がったと思っています。僕としても次のタイトルを見据えてではなく「これしかないんだ、あとはもうないんだ」