日向坂46・小坂菜緒、初めての“女子1人”という環境で「強い気持ち」自分に金メダルも
と改めて気づいた瞬間でした。
——今回は主演の田中さんとのシーンも多かったと思いますが、一緒に演じていて「すごいな」と思ったのはどんなところでしたか?
演技に対する熱量を直にすごく感じました。常に演じる楽しさを持ってらっしゃる方で、本番までにもう、いろんなことをされるんです。テストで様々な演技をされて最終的に固まったものを本番で出す、自分が納得いく演技をするために一通りのことをやるという所が、すごく勉強になりました。
——小坂さんも、毎回違う演技を返すことになったのでしょうか?
田中さんの演技に合わせて、反応を変えてみたりしました。その場の空気を作るのが本当にすごくお上手な方なので、私たちもその波に乗って「ついてきます」という感じでした。原田選手がテストジャンパーの控え室に来て、西方さんと言い争うシーンでは、周囲でリアクションをする私たちも、2人の演技によってやっぱり思う感情が違ってくるんです。お二人が声を荒らげてる時と、ぼそっとイラついて言い争う時では自分たちの反応も変わるシーンだったので、思い出に残っています。
——ご自身が出演した映画ですが、実際に完成した作品を観てどんな思いになりましたか?
ストーリーも全部知ってるはずなのに、選手ひとりひとりに感情移入して見ることができる映画でした。