『100ワニ』上田監督夫妻「誰も否定しない物語に」 互いの長所を生かして制作
僕は脚本や編集、リズム、テンポにこだわり、ふくだは絵のディティールや表情の機微、セリフのニュアンスにこだわっていて、もちろんお互いそこもこだわりはありますが、相手の方が得意であるという信頼があるからぶつからないです。
ふくだ監督:ここは上田の意見を聞こう、ここは私の意見を聞いてくれるみたいな部分が、感覚的に2人の中で合致しているので。
上田監督:そうですね。服を買う時とかもそうなんですけど、ファッションセンスに関しては自分よりふくだの方が秀でていると思うので、ふくだがいいと言うほうを買うようにしています(笑)
ふくだ監督:少し前まで1人で買い物に行っても写メで撮って「どっちがいい?」って聞いてきて、私が「こっちがいい」と言ったものを買ってきていました(笑)
――素敵な関係ですね! お互い信頼し合い、それぞれの武器を生かして作られた作品であることがわかりました。
上田監督: ありがとうございます。2人だからできた作品になっていると思います。
(C)2021「100日間生きたワニ」製作委員会
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