この個性を世界に! イタリア人に「名古屋めし」はウケるか--ミラノ万博より
手羽先も似たような料理はイタリアにもあるし、すごくおいしかった。こっちのレストランで出せば簡単に受け入れられそう」(モネトさん/男性/60代)
「手羽先もきしめんもすごくおいしい。いつか日本でもう一度同じものを食べてみたい」(アマトさん・男性・20代)
「(赤だしの味噌汁は)魚の香りが印象的。おいしいわ」(イレーネさん/女性/40代)
「味噌汁はちょっと塩味が強いね。でも味は悪くないよ」(エヴァーさん/男性/60代)
などと、意外と言っては何だがおおむね好評だった。ちなみに、回答してくれたのは全員イタリア人だった。
また、ミラノ出身・名古屋在住のイベントスタッフであるマルタさん(女性/30代)はというと、「名古屋生まれの彼と結婚して3年。名古屋の料理はどれもおいしい。
名東区にある小さなうどん屋さんの味噌煮込みうどんが一番のお気に入りです」とのこと。
日本人からすると"名古屋めし=個性が強い"という先入観がまず先に立つが、「(赤だし味噌汁は)変わっているとか全然思わなかった。抵抗なく飲めたわ」(エレナさん/女性/40代)という声も。海外の人にとっては日本食自体がエキゾチックで一風変わったものなので、名古屋めしの独自性などちょっとした誤差にすぎないのかもしれない。