2015年9月2日 10:30
高尾山のみならず! 神奈川県・大山への日帰り登山は色んな意味でちょうどいい
までの道中同様、枕木や石畳が敷かれた道が続く。周りの風景があまり変わらないように感じるため、「山頂まではあとどのくらいなんだろう」と思うかもしれない。そんな時は道の端にちょこんとある石柱を頼りにしよう。
石柱には番地が記されている。下社で1丁目、夫婦杉があるところで8丁目、ぼたん岩があるところで14丁目、天狗の鼻突き岩があるところで15丁目、空気が澄んでいれば富士山を望める富士見台があるところで20丁目、本社に続く鳥居があるところで27丁目、そして、山頂の本社で28丁目となる。道中には休憩ができるベンチが設けられているので、こまめに休憩しながら一歩ずつ進もう。途中、「ヤビツ峠」との分岐点があるが、目指すは「大山」だ。
○山頂で待っていたのは極上のキュウリ
「阿夫利神社本社」と記された歴史を感じる石柱が目に入れば、そこが山頂だ。
山頂にはカレーライス(800円)やカップ麺(300円)、缶ビール(500円)、スポーツドリンク(300円)などを備えた茶屋がある。また、夏季限定かもしれないが、売店には水で冷やされたキュウリ(1本200円)が味噌を添えて売られていた。登山で疲れた身体が欲するものをよく分かっている。