くらし情報『『劇場版 弱虫ペダル』原作者・渡辺航が明かす、会話劇とシナリオ制作「この状況後に何を喋るか、誰が託して誰が勝つか」』

『劇場版 弱虫ペダル』原作者・渡辺航が明かす、会話劇とシナリオ制作「この状況後に何を喋るか、誰が託して誰が勝つか」

「ロードレースの真実」みたいなものを描けるかなと思って彼を作りました。

――他のキャラを作る際も、「ロードレースの真実」を考えながら作っているのですか?

作っています。例えば、実際のロードレースでは選手たちが補給食をパクパクと食べるんですが、そのシーン自体にあまり意味がないのでずっと描いてこなかったんです。そこで、とにかく食べるキャラの新開を作って、ロードレースの中で食べるという行為を表現する位置付けにしました。

後は、ロードレースの選手ってみんなサングラスをしているんですが、漫画だと全員サングラスだと見分けがつかない(笑)。だから漫画的な表現として全員裸眼で登場させて、金城だけがサングラスをつけるという表現にしています。ほかにもロードレースを表現するポジションのキャラは何人かいますね。――舞台化やアニメ化もされ、女子からの人気も非常に高い『弱虫ペダル』ですが、最後に、これほどまでの「女子人気」をどのように捉えているかお聞かせください。


週刊少年誌なので、僕としてはずっと少年に向けて描いているつもりです。ただ、サイン会をやっていると、回を重ねる毎に女性比率が増えていっているんですよ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.