2015年9月6日 15:32
iOS 9はSiriがより賢いアシスタントになる - Apple先読み・深読み
GoogleはAndroidだけでなくiPhoneでも利用できるGoogleアプリの音声検索を、コマーシャルなどでアピールしている。確かに、検索と音声入力は相性が良い。YouTubeなどのアプリにも、検索窓に音声検索の機能が備わるようになり、「キーボードを使わないモバイル検索」の便利さを広めようとしている。加えて、Google Nowによるアシスタント機能と音声が結びつき、「とにかく何でも知っている音声アシスタント」になろうとしている。
Microsoftは、「Cortana」をWindows Phone、Windows 10などのプロダクトに導入した。滑らかに喋る音声アシスタントは、各国のキャラクターも重視しており、中国語版では明るい好かれる声を、日本語版では礼儀正しさを強調するなど、親しみやすさを文化に応じてカスタマイズしている。
Google、MicrosoftのBingと、検索エンジンを擁する企業の音声アシスタントに加えて、Amazonも、円筒形のスピーカーAmazon Echoで、音声による検索や操作などを実現している。このように、「声」を使った機能の競争はトレンドとなっているのだ。